はしご受診はやめよう

ひとつの病気やけがで複数の医療機関を受診することを「はしご受診」といいます。はしご受診は医療費が増えるだけでなく、患者にとってもマイナスです。また、これはセカンドオピニオンとは異なる受診行為です。

はしご受診のデメリット

医療費が増える

医療機関を変えるたびに、毎回初診料(再診料の約4倍)がかかるほか、同じような検査料、投薬料もかかります。

体に負担がかかる

複数の医療機関を受診することで、同じような検査や投薬が繰り返されるため、体への負担が大きくなります。

治療期間が長引く

治療法が確立されないまま時間が経過してしまうため、症状の回復が遅れたり、治療期間が長引いたりする恐れもあります。

まずは医師に相談を

診断や治療方針などに不安があるときは、まずはその医師に気持ちを伝えてみましょう。よりよい診断や治療には、医師とのコミュニケーションや信頼関係が役立ちます。日ごろから信頼できる「かかりつけ医」を見つけておくことも大切です。